悪質な不動産担保ローン業者には要注意!③~低金利を装い、利息以外の名目で費用を請求するケース~

金利は低くても、融資にかこつけて様々な名目で費用を請求され、結果的には、有利な融資条件とはなっていないことがあります。

見かけは低金利でも、結果は、高金利となっている場合も

悪質な業者の中には、低金利で誘い、一見、他社より有利な融資条件だと思わせておいて、一方で、通常あまりかからないような調査料、仲介料その他の名目で費用を請求し、場合によっては、関連の保証会社をつけることを融資の条件として、金利以外に毎月保証料をとることにより、つまりは、金利以外の名目によって「稼ぐ」ことにより、結果的には、高金利での融資と同じ収益を得るような手口があります。

金利4%と金利10%の場合でも、支払いの総額は変わらないケース

例えば、1000万円を金利4%で1年間借りられるとします。1年後に元金を一括返済する場合とすると、1年間に支払う利息の総額は、1000万の4%で、40万です。しかし、これに例えば、融資を受ける時に、調査料として10万、仲介料(融資金額に対する5%)として50万を請求された場合には、1年間に資金需要者が業者に支払うことになる金額の総額は、合計100万円となり、これは、実質的に、調査料、仲介料がかからない業者から借りた場合の金利10%の融資条件と同じこととなります。さらに、保証料を請求されるような場合には、実質の金利はもっと高くなるかもしれません。

不動産担保ローンの利用においてかかる諸費用はだいたい決まっている

もちろん、個別な案件ごとに多少の違いはあるものの、通常、不動産担保ローンの場合、融資に必要な初期費用としては、①事務手数料(2%程度)、②不動産担保設定費用、③契約印紙代、④公正証書作成費用などで、これら以外に大きな費用の負担は、基本的にはありません(さらに、①以外の②~④は、不動産担保ローン会社が受け取る収益ではなく、登録免許税・印紙税・司法書士費用など融資に関連し発生する諸費用です)。

融資を受ける前に確認すべきことは、「金利」だけでなく、「支払いの総額」

したがって、大切なことは、単に、低金利というだけでなく、融資期間や返済方法、融資にかかる資金需要者の初期負担費用などを含めて、その融資条件で、最終的に自分が返済しなければならない金額はトータルでいくらとなるのか、つまり、単なる「金利」ではなく、「支払いの総額」といった視点で考え、比較し、自分がそれを返済していくことができそうかどうかの見通しをたてることが大切です。

 金利だけを見て、不動産担保ローン業者を選んでしまうと、低金利をエサに、ワナをしかけるような悪質な業者にダマされてしまうことにもなりかねません。

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