不動産担保ローン業者選びのコツ(インターネット調査②)

①貸金業者登録番号、②日本貸金業協会員番号、③宅地建物取引業者登録番号の3つの数字がそろっていることを確認

よって、ホームページその他で気になる不動産担保ローン業者を見つけたら、まずは、そこが信頼できる業者かどうかの始めのチェックとして、これら①貸金業者登録番号、②日本貸金業協会員番号、③宅地建物取引業者登録番号の3つの番号がすべて揃っているかを確認することをお勧めします(通常、その会社のホームページの会社概要欄で確認できると思います)。

3つのうち、どれか一つでも欠けていれば、検討対象先からはずすことを考えるべきかもしれません。

次に、貸金業者登録番号が(1)の業者は避けるのが無難

3つの数字がそろっていることが確認できたら次に注目してほしいことは、その貸金業者の登録番号の大きさです。

結論を先に言えば、番号は大きい方が望ましいです。一番大きい番号は(11)です(平成27年10月4日現在)が、番号(11)とまではいかないまでも、少なくとも番号(1)は避けるべきです。

既述のとおり、貸金業者にとって、業(ビジネス)としてお金を貸すには、貸金業登録が必須で、登録を受けた番号がなければ適法に営業を行うことはできません。(繰り返しますが、登録を受けずに行う営業は、違法=闇金です)。

そのため、この貸金業者登録は、適法に貸金業を行う業者にとって最も大事なものです。

そして、この登録は、1度取得して終わりではなく、3年毎に更新を受けなければなりません。

つまり、番号が大きいということは、資金供給不足の経営難などで営業を続けられないとか、違法な営業や社会問題を起こして監督官庁から番号の取り消しをされることなく長く営業を続けてこられた証で、番号が大きい=安定した経営で信頼できる業者と言えます。

逆に、番号(1)ということは、創業間もなく、実績・歴史がないということで、お金を借りる資金供給先として経済的に信頼できるか不安要素があります。

仮に、融資供給先である業者が経営不振ともなれば、お金を借りた人は、それにより、債権者の変更、債権譲渡等々により返済の面でいろいろ面倒なことに巻き込まれる可能性があります。

しかし、番号(1)が、本当に怖いのは、こうした経済的な不安要素ではなく、違法営業や顧客とのトラブルなどで監督官庁から登録番号を取り消された悪質な業者が、別会社の名前で新規に番号(1)を取得して、新たに営業をしている可能性があるという点です。

悪質な業者は、ひとたび問題となったり、また問題となりそうなときは、その会社をつぶし、住所、商号を変え、全く別の新会社で新たに番号(1)を取得して、繰り返し簡単に営業を再開することができてしまいます。

悪質な業者にとっては、業者番号は積み重ねて信頼を築くものではなく、合法な営業を装うための手段として、ただあればいいわけですから、(1)で十分なわけです。

業者番号がなければ、違法業者で危ない、ということはわかりやすいのですが、それより、業者番号を持っていて、一見、適法に見えながら、その実態は悪質な営業をしている、羊の皮をかぶったオオカミ的な業者が一番怖いのです。

ですから、もちろん、番号(1)で、新規に貸金業を創める業者は適法で良質な業者が大半かと思いますし、番号が(2)以上なら安心といったことではないですが、悪質な業者にダマされる確率を少なくするには、少なくとも番号(1)の業者をわざわざ選ばないのが賢明な策といえるのです。

最後に、3つの数字を『第3者機関』にてダブルチェックすることを忘れない

貸金業者登録番号、日本貸金業協会員番号、宅地建物取引業者登録番号の3つの数字をその業者のホームページや問い合わせで確認しただけで、安心してはいけません。

必ず、それらを、第3者機関、つまり、監督官庁や所属団体の公式のホームページ等でダブルチェックしてください。

なぜなら、悪質な業者は、自社ページではウソをついている可能性があるからです。

違法な業者であることがバレないようにするために、自社のページ上では、無登録にも関わらず登録の表示をしたり、勝手にウソの番号を表示して適法な業者を装うための工夫をしている可能性も十分にあるのです。

よって、第3者機関にて裏付けの確認を行うことがとても大切なのです。

インターネットで簡単にチェックできるので必ず確認してください。

貸金業者登録番号の確認→金融庁「登録貸金業者情報検索サービス」

日本貸金業協会員番号の確認→日本貸金業協会「協会員検索」

宅建建物取引業者登録番号の確認→国土交通省「宅建業者等企業情報検索システム」

※同じ商号(同じ会社の名前)でも、住所や電話番号が違っていたり、株式会社が社名の前と後についているのとでは全く別の会社です。似た名前を使い適法な業者を装っていることもあるので要注意。

貸金業者登録番号の確認と同時に、業者の『行政処分履歴』のチェックも忘れずに

これまで、貸金業者登録番号の大きさ=業者の信頼度といってきました。

基本的にはそのとおりですが、現実問題としては、業者番号が大きくても、必ずしも信頼がおける業者ではなかったということも残念ながら、少なからずあります。

そこで、最後にもう1点だけ忘れずにチェックしてほしいのが、貸金業者の『行政処分履歴』です。

一定期間の業務停止等、登録取消等、処分内容が厳しければそれだけ悪質な業務をしていたということになります。

貸金業者登録番号が大きくても、行政処分履歴があるような業者は、要注意先と考えるべきです。

行政処分を受けた場合は、業者を監督する各都道府県の産業労働局や財務局に記録されるため、問い合わせればその業者の『行政処分』の有無がわかります。

各都道府県知事登録の貸金業者の問い合わせ先

各財務局の貸金業者の問い合わせ先

 

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